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子育て・手作り雑貨


by moupu271m

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木山裕策(きやまゆうさく)さんの唄う「home」という曲をご存知でしょうか?
・・・知ってますよね。昨年の紅白歌合戦にも出場してましたもんね。

あの曲、子育て中の私たちにとっては「直球ど真ん中!」ですよね。あの歌にグッとこない子持ちの男性はちょっと問題でしょう。
以下一部抜粋します。

「晴れ渡る公園で不意に僕の手を握り返した。その小さな手で僕の身の丈を一瞬で包んでしまう。」
「変わっていく君のスピードに近頃は驚かされる。嬉しくもあり何故か寂しくも。ゆっくり歩いていこう」
「あどけない君の笑顔も何か企んでる仕草もそう全部が宝物だよ」
もう、そのまんまです。本当に。

以前読んだ「金子みすず」さんの詩集にもありました。
「おかあさまは おとなで大きいけれど、 おかあさまの おこころはちいさい。
だって、おかあさまはいいました、ちいさいわたしでいっぱいだって。
わたしは子どもで ちいさいけれど、 ちいさいわたしの こころは大きい。
だって、大きいおかあさまで、まだいっぱいにならないで いろんなことをおもうから。」
  
最近自分の年齢のせいなのか、それとも全体的にそうなのかは不明ですが、こういういわゆる直球の歌が評価され始めてきたような気がします。
以前は、ラブソングならともかくこんなストレートな曲、「かっこ悪い」と言われていた感がありました。でも、いまは逆にこのストレートさがすがすがしくてなんだかカッコよくさえ感じます。

木山さん本人の印象もそうなんですが、ちゃんと家族や子供、社会と向き合って生きている感じがします。こんなにも一生懸命なお父さん、絶対にかっこいいです。

今は父親が子育てに対して「参加」ではなく「軸」になっていかなければならない時代です。子供の社会が昔より狭くなっている分、そこにかかわる大人が手を抜かずがっぷり向かい合う必要があるんじゃないかと思います。

こどもの言動や成長に振り回される姿は、子供にはどう映るんでしょうね。でも一生懸命さだけは間違いなく伝わるはずです。
みなさん、頑張りましょう!
by moupu271m | 2009-02-03 11:31